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ハリアーハイブリッドはトヨタを代表するSUVになります。
ハリアーは都市型SUVでは国産モデルでも最上級クラスになります。
そんなハリアーハイブリッドを、人気SUVの日産エクストレイルと比較してみます。
ライバルでもある両車の違いを比較してそれぞれの評価を検証します。
ハリアーハイブリッドの内装と乗り心地の評価
画像転載：https://toyota.jp/
国産SUVは日産エクストレイルやマツダCX-5といったミドルクラスSUVが人気ですが、ハリアーハイブリッドはその上の車で国産SUVでは最上級クラスのSUVになります。
車両価格も他のSUVに比較すると高く、スタンダードグレードのエレガンスでも3,774,600円。
最上級グレードのプログレスは4,604,040円です。
子の価格はSUVとしてはかなり高額な金額になります。
ただその分、内装や装備は豪華でスタンダードグレードでも上質な室内ですが、上級グレードははっきり言って格が違います。
引用：https://carvel.xyz/harrier_interior
ネルのエアコンやクロームパーツを多用した先進的な雰囲気の内装になっています。
質感や装備のレベルも高く、クラウンなどの高級セダンから乗り換える方も満足する室内となっています。
引用：https://kakakumag.com/car/?id=3073
上級グレードはディープボルドーやダークサドルタンといった専用内装色が選べます。
SUVには本格SUVと都市型SUVがあります。
本格SUVは悪路走破性に重きを置いた実用重視のSUVで大きなボディですが取り回しが悪く、動力性能や燃費性能が劣ります。
内装も豪華というよりは実用重視となっています。
トヨタランドクルーザーや三菱パジェロが本格SUVに該当します。
もちろん豪華内装の上級グレードも存在しますが、どちらかといえば実用重視の内装になっています。
それに対しハリアーのように都市型SUVはスタイリッシュなフォルムを持ち、動力性能にや燃費走性能が優れています。
引用：https://carvel.xyz/harrier_interior
トヨタハリアーは都市型SUVの代表格で本格SUVとは一線を画した豪華内装になっています。
また、ハリアーハイブリッドの乗り心地はとても快適です。
ただ全体的にふわふわした乗り心地で落ち着かないという感想もあります。
トヨタ車の乗り心地は国産他社と比較して柔らかめの味付けになっている傾向があります。
スタンダードグレードのエレガンスは17インチアルミホイール仕様です。
ハリアーの車格で17インチアルミホイールでは少し足回りがシャキッとしない傾向になりますが、上級グレードになると18インチアルミホイール仕様になります。
ホイールサイズが大きくなると乗り心地に悪影響しているという意見もありますが、スタンダードグレードと比較すると、硬いというよりは引き締まった乗り心地になります。
上級グレードの18インチアルミホイール仕様は、決して悪くない乗り心地です。
むしろSUVらしい腰高感が消え、より高級車らしい乗り心地になっています。
乗り心地に関しては、人それぞれ好みがありますので一概に良い、悪いとは言い難いですね。
エクストレイルの内装と乗り心地比較と性能評価
画像転載：https://www.nissan.co.jp
では、ハリアーのライバル車でもある日産エクストレイルと比較してみましょう！
エクストレイルも都市型SUVに見えるスタイリッシュなフォルムを持ちつつ、本格SUVに匹敵する走破性を兼ね備えています。
エクストレイルは競争が激しい国産ミドルクラスSUVに該当します。
ハリアーの他にもマツダCX-5、スバルフォレスターといった強力なライバル車が存在します。
ハリアーはエクストレイルよりワンランク上の車格になるので、価格比較ではハリアーが上になります。
量販グレードでノンハイブリッドの20X4WDは2,931,120円。
20Xハイブリッド4WDは3,132,000円。
| ハリアー価格帯 | 294万9480円～498万4200円 |
| エクストレイル価格帯 | 219万7800円～327万7800円 |
ハリアーと比較すると、大きな価格差があります。
エクストレイルは本格SUVの顔も持っていますので、内装はハリアーのような豪華さより機能性重視です。
画像転載：https://www.nissan.co.jp
使い勝手の良い防水内装は多少の汚れ物や水が付いた服でシートに座っても問題ありません。
ただその分、豪華さは感じられません。
とにかく機能性と使い勝手重視で、遊びの足として使うのには最高の車になります。
乗り心地が優れているのは、ハイブリッドモデルではなくノンハイブリッドの20Xです。
ハイブリッドモデルは燃費重視で17インチアルミホイール仕様ですが、転がり抵抗軽減のタイヤに高めの空気圧指定になっています。
そのため、ややごつごつとした乗り心地になっています。
それに対しノンハイブリッドは18インチアルミホイールに通常の空気圧指定のタイヤです。
18インチ採用の恩恵は大きく、SUVにありがちな腰高感が軽減されています。
さらに引き締まった足回りのセッティングになっており、乗り心地も快適です。。
ハリアーハイブリッドは車格が一つ上の国産最高級SUVになるので、エクストレイルと比較した場合の乗り心地はハリアーハイブリッドに軍配が上がります。
ハリアーハイブリッドとエクストレイルの燃費比較
画像転載：https://toyota.jp/
では次にハリアーハイブリッドとエクストレイルハイブリッドのカタログ燃費（JC08モード）を比較します。
| ハリアーハイブリッド | リッター21.4キロ |
| エクストレイルハイブリッド | リッター20.0キロ |
カタログ燃費は大きな差がありません。
ただ市街地での実燃費になると、これ以上の差が出ます。
| ハリアーハイブリッド | リッター15キロ前後 |
| エクストレイルハイブリッド | リッター13キロ前後 |
これはハイブリッドシステムの性能の差が影響しています。
ハリアーハイブリッドは前輪に1モーター、後輪に1モーターの電動4WDです。
エンジンの最高出力は150馬力ほどですが、モーターアシストのパワーは前後合計で200馬力を超えます。
この記事が動画でご覧になれます。
引用：https://cargeek.jp/3325
対して、エクストレイルハイブリッドは通常4WDシステムに1モーターです。
エンジン出力はこちらも150馬力前後ですが、モーターアシストは41馬力と少ないです。
エンジンとモーターのシステム出力合計は約180馬力になります。
よって両車の動力性能には大きな差はありません。
ただハイブリッドシステムの出力は、ハリアーハイブリッドが遥かに優れています。
ハリアーハイブリッドのエンジンは2500ccですが、エクストレイルハイブリッドは2000ccです。
エンジン自体の燃費に関しては、排気量が少ないエクストレイルハイブリッドが勝ります。
ただハイブリッドシステムの優位性を活かし、実燃費はハリアーハイブリッドが勝ります。
この燃費差を見ると、ハイブリッド技術に関してはトヨタは日産より優れています。
ただ日産は通常のパラレルハイブリッド開発にはあまり重点を置いていません。
それより安価で燃費性能も優れるシリーズハイブリッドe-POWERの開発に重点を置いています。
次期T33型エクストレイルにもe-POWER投入の噂があります。
そうなれば動力性能、燃費性能共にエクストレイルはハリアーハイブリッドの上をいく可能性もあります。
両車の現状の燃費を比較すると、ハリアーハイブリッドに軍配が上がります。
ただそれ以上に車両本体価格の差が大きいので、トータルコストでは車をどのように使うかによります。
ハリアーハイブリッドとエクストレイルの評価 まとめ
画像転載：https://toyota.jp/
いかがだったでしょうか。
今回はハリアーハイブリッドとエクストレイルをいろんな点から比較してみました。
両車ともにハイブリッドモデルがある国産SUVになるので、比較されることが多いです。
ですどちらも車のキャラクターが大きく異なります。
ハリアーハイブリッドは都市部をスタイリッシュに走る都市型SUV、エクストレイルはアウトドアレジャーやウィンタースポーツの足として使える本格SUV。
ハリアーハイブリッドで泥だらけになりながら悪路を走るのは似合いません。
悪路走行などの本格アウトドアを楽しむならエクストレイルハイブリッドがおすすめです。
ハリアーは高級SUVのため、車両価格も他のSUVより高いのが難点です。
しかし、ある方法を使うことでハリアーを通常よりも安く購入できることができます。
カンタンな方法なので、購入の際はぜひ試してみることをおすすめします！
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