おすすめディーゼルSUV比較！エクリプスクロス・エクストレイル・CX-5

三菱エクリプスクロスがついにマイナーチェンジを行い、プラグインハイブリッドモデルが追加されました。

エクリプスクロスには2.2Lディーゼルの設定があり、こちらも人気の高いグレードとなっています。

ディーゼルのメリットは「燃費の良さ」と「力強いトルク」の2つです。

ディーゼルエンジン車のほうがガソリンエンジン車よりも燃料がよく、発進や坂道などのパワーでも上回ります。

SUVでもディーゼルを採用している車種がありますが、今回は三菱エクリプスクロス、日産エクストレイル、マツダCX-5のディーゼルモデルをそれぞれ比較していきます。

今回の内容を見れば、ディーゼル車の実燃費やサイズ、取り回しなど3車種の特徴を知ることができます。

三菱エクリプスクロス　ディーゼルの実燃費と特徴

新型エクリプスクロスの実燃費はモデルＭのディーゼルで12.37km/Lとなっています。

カタログのＪＣ０８モード燃費では15.2km/Lになっているので実燃費の差は3km/Lくらいあります。

比較的実燃費に近い数値になっています。

新型エクリプスクロスのディーゼルは最近出たモデルなのでエンジンも直噴エンジンやアイドリングストップ、エコサポートなどもあり性能が高いです。

価格はPHEVモデルが約385万円～約450万円、ガソリンモデルが約255万円～約335万円でPHEVモデルは400万円前後と高くなってきます。

また、ボディーサイズは全長4405×全幅1805×全高1685ｍｍとなっているので、全長は短めなのですが、横幅が1800ｍｍを超えるので、制限がある立体駐車場などでは不利になります。

車両重量は1660kgとなっており最高出力は145psで車両重量の割にパワーは低めですが、最大トルク38.7kgmでガソリンのＮＡエンジンの3.5リッター並みのトルクがあるので低回転では力強い加速性能はあります。

ただ総排気量が2267ccで２リッターを超えるので税金面で少し高くなります。

そして、燃料タンクは６０リッターあるので長距離でも安心できる容量です。

駆動方式はフルタイム４WDなので雪道や雨でも安心できます。

また、取り回しなのですが、全長が短い事から最小回転半径が5.4ｍになっているので小回りも得意です。

トランスミッションは最新の車だけあって８速ATと多段階の変速があるので、なめらかな加速や効率の良いギアで走ることができます。

燃費はディーゼルの割にそれほど伸びないのが惜しいですが、燃料が経由のためガソリンよりも安くなるのがメリットといえます。

 

日産エクストレイルT31　ディーゼルの実燃費と特徴

日産エクストレイルの実燃費はモデル20ＧＴＳで12.68km/Lとなっています。

カタログのＪＣ０８モード燃費13.8km/Lなのでこちらも実燃費に近い数値になっています。

ただ、日産エクストレイルのディーゼルは少し年式が古いのでエンジンの設計も今と比べると古くなります。

しかし高速道路の巡航ではリッター20km/L以上いくこともあります。

エクストレイルのディーゼルモデルであるT-31は現在、中古でしか購入することができず、価格は19.8～225万円で購入できることができるのでSUVとしてはお手頃です。

ボディーサイズは、全長4635×全幅1790×全高1700ｍｍで、一番のメリットは全幅が1800ｍｍ以下なので日本の道路や立体駐車場などにも適用できて使い勝手が良いところでしょう。

車両重量は1690kgと少し重たいですが最高出力173psと最大トルク36.7で馬力とトルクもほどよくあるので街中では力不足は感じない車です。

特にトルクは２０００回転からトルクが効き坂道などでもスムーズに走行できます。

しかし、圧縮比が15.6と高めの数値になっているのでディーゼル特有の音は大きいです。

ただ、総排気量が1995ccになっているので税金の面では安くなるので維持費も安くなります。

また、燃料タンクは６５リッターあり。燃費も良いので、条件がそろえば１回の給油で１０００キロ以上走ることもできます。

駆動方式も４ＷＤなので悪路にも万全ですが、年式が少し古いためトランスミッションは6速ATとなっています。

日産エクストレイルの最小回転半径は5.5mで、全幅も抑えられているので小回りや狭い道路でも安心して走行する事ができます。

マツダCX-５　ディーゼルの実燃費と特徴

マツダCX-５の実燃費は14.02km/Lで、ＪＣ０８モード燃費18km/Lなので実燃費とは少し差が大きいですが高速道路の走行ではリッターが20ｋm/Lを軽く超えてきます。

マツダは現行でもディーゼルに力を入れているのでエンジンの性能も他社と比べても高いです。

マツダCX-５に搭載されているエンジンはフラッグシップモデルでも使われているエンジンを使用しているのが特徴です。

しかし、最新の車の割にはトランスミッションが6速ATでギアが少ないため、８速ATやＣＶＴに比べるとスムーズな走行と燃費に関しても不利になります。

価格帯は261.8～408.6万円でグレードが高いと400万円を超えてきます。

ボディーサイズは全長4545×全幅1840×全高1690ｍｍで、特に横幅が1800mmを超えているので室内は広いです。

車両重量は1670kgで標準な重量になっています。

最高出力は190psで、大トルク45.9kgmで非常に性能が高いエンジンでトルクに至ってはガソリンＮＡエンジンの4.5リッター並みの力強さがあります。

また、２０００回転で最大トルクを発生するので街乗りから高速道路までパワフルに走行できます。

マツダCX-５は圧縮比が14.4と低いため、ディーゼル音も非常に抑えられているのでガソリンエンジンと変わらないくらい静かになっています。

ただ、総排気量が2188ccのため２リッターを超えてしまうのが税金面で不利になります。

燃料タンク56Lとほかの2車種と比べると少なめになっています。

最小回転半径は5.5mなので小回りは効くのですが、全幅が大きいので狭い道や制限のある立体駐車場は入れないこともあります。

駆動方式はフルタイム4WDで雪道でも安心して走行できます。

おすすめディーゼルSUV比較　まとめ

三菱、マツダ、日産と各メーカーによってそれぞれメリットデメリットがあります。

ディーゼルはガソリンに比べると振動や騒音など対して劣る部分もありますが、マツダCX-5のようにとても静かなエンジンもあります。

三菱エクリプスクロスのディーゼルエンジンは力強さが印象的で、加速もまったく問題ありません。

ディーゼルエンジンはトルクが高いので加速は得意ですが、高回転域は苦手で、高速性能がガソリン車より劣ることもあります。

燃料がガソリンより安い軽油というのは大きなアドバンテージです。

あなたのライフスタイルに合わせてディーゼルかガソリンを選択するのもおすすめです。