クラウドローンで夢のマイカーを手に入れる新しい方法
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PHEVはハイブリッド車をベースに自宅コンセントなどで充電でき、ガソリンを一切使わず一定距離を走行できるメリットがあります。
ガソリンでも走ることができるので電気自動車よりも使い勝手がよく、長距離の走行が可能となっています。
基本的には充電施設がないとPHEVのメリットを100%活かすことはできませんが、電気自動車と異なり、充電設備がなくてもガソリン走行が可能です。
EVモード走行は、多くの車種で50km以上の走行が可能で、排出ガスがなく、音が静かというメリットもあります。
ただ、ハイブリッド車より電池を多く積んでいるため高価格になることがデメリットといえます。
今回の内容をみれば、国内のPHEV5車種の走行距離や、それぞれの特徴について知ることができますよ。
トヨタRAV4 PHEV
トヨタRAV4のPHEVは2.5リッターエンジンを搭載しており、EV走行距離はWLTCモードで95kmとなっています。
一方、燃費は22.2km/Lとなっており、バッテリーサイズの大きさとエンジンによる発電とモーターによる走行の燃費がイコールではないということがわかります。
ただし、システム最高出力は306馬力、E-FOURという四輪駆動車のみの設定で2WD車は設定されていません。
現在、国産車のPHVはSUVが多くなっており、RAV4もその一台です。
グレードは「Z」のみで、価格は563万からとなっています。
雪道走行のモードなどは、RAV4と同等のものが用意されています。
多くの装備は、RAV4の上級グレードと同等となっていて、パノラマムーンルーフのオプション設定もあります。
SUVであるため、トランクではなくテールゲート、バックドア方式となっています。
RAV4には、ハンズフリーバックドアが装備されていて、両手がふさがっているときなど、後部バンパーのバックドア付近に脚をかざすとドアが開く設定ができます。
トヨタのPHVの特徴として1500Vの外部電力給電が可能となっており、災害時やアウトドアなどでの利便性が高くなっています。
RAV4 PHVは標準仕様で運転席、助手席、後席にシートヒーターが装備され、新型ハリアーよりもこの点は豪華な仕様になっています。
カタログスペックでは、エアコン使用で90㎞走行可能ですが、実際はエアコン作動させると平均で75㎞前後くらいまでは下がることもあります。
渋滞が少ないスムーズな運転ができるなら、エアコン無しで100㎞到達も可能です。
レクサスNX450h+
レクサスNX450h+はレクサスのPHEVで、システム最高出力は309馬力、EV走行距離は88km、燃費は19.8km/Lとなっています。
エンジンは2.5リッターとなっており、メカニズムはRAV4と近いものではありますが、モーター出力が高められており、このNX450h+のほうが先に販売を開始しています。
グレードはNX450h+“versionL”と“FSPORT”の2つとなっていて、“FSPORTはパフォーマンスダンパーやアルミ製スポーツペダルを採用しています。
車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させるようにしています。 これにより車体の過大な変形速度が抑制され、通常走行時における快適性はもちろんのこと、比較的大きな車体変形を伴う高速走行時においても高い運動性と安定性を両立させることが可能
ともに本革シート、20インチのアルミホイールとなっており、より高級かつスポーティ志向なのが“FSPORTと言えるでしょう。
価格はレクサスNX450h+が714万円、FSPORTは738万円となっており、2023年2月時点の国産車のプラグインハイブリッド車で最も高価格となっています。
プリウスPHVに見られたソーラーパネルなどの装備はありませんが、1500V給電システムの装備は可能です。
なお、急速充電には対応しておらず、満充電になるまで100V電源では33時間、200V電源なら5時間30分ですので、200V電源が設置できるのがベターです。
車重がある分、ハイブリッド走行の燃費は350hにはおよびませんが、普段は深夜電力で充電した電気だけでまかなえます。
加速はアクセルを踏み込むと、エンジン音と反比例して0-100km/hを、なんと6秒台というスポーツカー並みの加速力をもっています。
ボディーは適度なサイズ感で、変にゴテゴテしておらず、見事なプロポーションです。
走りに関しては、ダンパーの味付けが高速走行寄りのためか、硬い路面のギャップが少々キツく感じるときがありますが、パフォーマンスダンパーのおかげで操縦安定性や乗り心地はよい車です。
三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEVは現行モデルが2代目となるSUVタイプのPHEVです。
グレードはM、G、P、ブラックエディションの4つが用意されており、最も低価格なMグレードで484万円、最も高価格なPグレードで570万円からとなっています。
Gグレードからは7人乗りが設定されており、2023年2月時点のPHEVでは唯一の7人乗りが可能な車種となっています。
なお、ミニバンのPHEV化はあまり進まない傾向があり、しばらくアウトランダーPHEVが7人乗りPHEVの唯一の車になる可能性があります。
ただし7人乗った場合、3列目は、かなりきゅうくつなので、3列目はエマージェンシーと割り切ったほうがよいという意見もあります。
EV走行距離はWLTCモードで83㎞前後、燃費は16.2km/Lから16.6km/Lとなっています。
実燃費は、ガソリン走行でもストップ・アンド・ゴーが少なければ15~18km/Lほど走ってくれます。
システム最高出力は252馬力で、すべてのグレードで共通となっています。
アウトランダーPHEVの特徴として、ハリアーなどにはない急速充電が可能です。
約80%まで充電するのにかかる時間は約38分となっています。
本革シートが設定され、20インチアルミホイールを装着するなど三菱のフラッグシップといえる車でもあります。
四輪の駆動力を配分するシステムであるS-AWCを搭載していることで、悪路走行性能の向上やカーブでの安定性向上などがもたらされています。
走行状況や路面状況によってモード選択が可能となっていることも特徴で、燃費重視の走行も可能です。
そのデザインから存在感もあり、4WDで雪道の安定性も抜群です。
三菱エクリプスクロスPHEV
SUVのPHEVでは最も価格が安い、三菱エクリプスクロスPHEVは386万円からとなっています。
グレードはM、G、P、ブラックエディション、Gリミテッドエディションが用意されています。
最高価格帯のPグレードでは465万円となっています。
EV走行距離は、全タイプ57kmで、より車体の大きなアウトランダーPHVよりも短くなっていますが、電池容量や価格の制約によりEV走行距離は変化します。
燃費は全グレードでWLTCモード16.4km/Lとなっています。
システム最高出力は公表されておらず、フロントモーターが82馬力、リヤモーターが90馬力、エンジンが128馬力となのに対し、アウトランダーはフロントモーター115馬力、リヤモーター136馬力、エンジン133馬力となっているため、アウトランダーよりは出力が落ちるということになります。
エクリプスクロスは、全長4545mm、全幅1805mm、全高1685mmというサイズで、全長だけを見るとプリウスの4600mmよりやや小さく、コンパクトなボディーになっています。
車重を感じさせないスムーズな加速やS-AWCによる操縦安定性は4輪モータードライブの恩恵を十分に感じさせてくれる車です。
注意点として、2列目は後席傾斜がつき、フルフラットにならない点や、電動テールゲートがオプションにない点です。
トヨタプリウスPHV
最後は、SUVではないですがプリウスについてお伝えします。
トヨタのプリウスPHVは先代モデルのプラグインハイブリッド車で、EV走行距離はJC08モードで68.2kmとなっていました。
PHEVのメカニズムそのものとは関係ありませんが、FF車のみの設定で、当時では珍しいセダン型スタイルとなっています。
屋根には太陽電池パネルが搭載可能で、1日の充電で6km程度の走行が可能とされていました。
エンジンは1.8リッター98馬力、駆動用モーターは72馬力でJC08モード燃費は37.2km/Lでした。
リアウィンドウが湾曲したガラスを使用していたり、炭素繊維を使用しているなど、非常に先進的な車で、ベースモデルのプリウスとはデザインがかなり異なっていることも特徴です。
価格帯は338万円から401万円となっています。
2023年にプリウスPHVの後継となるプリウスPHEVは、2.0リッターにエンジンが強化され、システム最高出力が223馬力に向上、EVモードは欧州の計測方式で69kmとなっていることから、日本仕様では70km台になることはありえますが、80kmに届くことはないと見られます。
価格帯は先代モデルよりも若干高くなると見たほうがいいかもしれません。
乗り方で極端に燃費が変わる車種なので、一概には言えないですが、普段使いで50km程度はバッテリー持ちますし、HVモードもほぼ通常のプリウスなので、燃費走行を意識しなくても25km/L程度、高速走行なら30kmくらいは伸びます。
今回紹介したSUVタイプのPHEVは、今後さらに増えていくと思われます。
見た目や燃費だけでなく、価格やライフスタイルに見合った車種を選ぶのが一番です。
今乗っている車を、通常よりも高く買い取ってくれる裏技も紹介していますので、ご覧ください。
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