エクストレイルハイブリッドの実際の燃費は良い？悪い？ライバル車と比較！

2013年にモデルチェンジし、2015年4月よりハイブリッドシステムを搭載したエクストレイル。

時代の最先端をいくエクストレイルハイブリッドの実力はどんなものなのか？

実際の燃費や乗り心地について見ていきたいと思います。

エクストレイルハイブリッドの実際の燃費、街乗り・高速

引用：https://jp.autoblog.com/2015/04/07/nissan-xtrail-hybrid/

まずはエクストレイルハイブリッドのカタログ燃費ですが、

・2WD　20.8 km/L

・4WD　20 km/L

となっています。

ライバル車でもあり、クラストップレベルの燃費のトヨタ　ハリアーの燃費は、21.6 km/Lとなっているので、同じSUVクラスではトップクラスの燃費を実現していることがわかります。

 

では実燃費はというと、

約13.0~約16.0km/L

となっています。

 

平均的には15.0km/L程度の実燃費で走行している方が多いですね。

運転状況や道路状況によって大きく変わってしまうのが難しいところです。

引用：https://gazoo.com/impression/w0000136916.html

道路によっての燃費の違いですが、

街乗りでは、約12.0~約13.0km/L、高速では、約16.0~約19.0km/Lとなっています。

日産の最新安全装備プロパイロットを使用すると、高速では特に楽に安全に高燃費でドライブすることができます。

エクストレイルハイブリッドの燃費比較

引用：https://carby.jp/car_100501/car_100506/1009184

ライバル車でもある、ハリアー、CX-5、フォレスターと燃費を比較してみました。

	ハリアー	CX-5	フォレスター
カタログ燃費	21.6 km/L	16.6～19.4km/L	14.4~18.6km /L
実燃費	12.0～19.0km/L	13.0～18.0km/L	9.0～12.0km/L

エクストレイルハイブリッドの実燃費は、約13.0~約16.0km/Lなので、ハリアーが一番燃費が良いということがわかります。

3車種の中でも、エクストレイルハイブリッドは、トップクラスの燃費ということがわかると思います。

引用：https://www.tokyo-toyopet.co.jp/column/20170201-harrier

SUVということもあり、燃費が良くてもパワーがないんじゃSUVじゃないよと思う方もいると思います。

そこでエクストレイル、ハリアー、CX5、フォレスター、４台のエンジンの最高出力を比較してみます。

	エクストレイル	ハリアー	CX-5	フォレスター
最高出力(kw)	108	112	140	107

比較すると、マツダのCX5がスバ抜けてパワーがあるという結果になりました。

これは、マツダの新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のおかげだと思います。

このエンジンは、エンジンの回転数が低いときから強いトルクがあるのが特徴的です。

エンジン自体が違いすぎるので比較とはなりませんね。

引用：http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/grade/#cx-5

CX5を除いて比較してみると、ハリアーのみ2.5Lエンジンを搭載しているので、少しだけパワーは上ですね。

次にハイブリッド車のの特徴でもあるモーターの最高出力を、同じく4台で比較してみます。

	エクストレイル	ハリアー	CX-5	フォレスター
モーター(フロント)最高出力(Kw)	30	105	―	10
モーター（リア）最高出力(Kw)	―	50	―	―

以上のような結果になりました。

CX5はディーゼル車ということで、モーターはついていません。

引用：https://kakakumag.com/car/?id=3251

他3台で比較すると、ハリアー以外は、1モーターで構成されているということがわかりました。

トヨタのハイブリッド車の評価が高いのは、ここがポイントなのでしょうかね。

瞬時にパワーを発揮するのがモーターですから、モーターのパワーによっても変わってくると思います。

燃費、エンジン最高出力、モーター最高出力と比較してきましたが、エクストレイルハイブリッドは、クラストップクラスのスペックで構成された、走行面、価格面から見ても、バランスの良い車だと思います。

この記事が動画でご覧になれます。

エクストレイルハイブリッド燃費向上のコツ

エクストレイルにもハイブリッド車が登場し、燃費が良くなりましたが、運転の仕方によって大きく変わってしまうのも現実です。

引用：http://m-flow-tdi.com/?mode=f7

以前トヨタのプリウスを中古車で買った知人がいました。

初めてのハイブリッド車ということで、私も知人も燃費が気になっていましたが、実際に走行して燃費計を見てみると、約15.0km/Lという表示に唖然としました。

そんなはずないでしょうと思いつつ同乗走行してみると、普通に乗っている感覚でしたが、燃費は上がりませんでした。

 

原因を探ると、走行スピードに問題があり、燃費が伸びないということでした。

普段から飛ばし気味の方にとっては、ハイブリッドも不向きなんでしょうね。

こうなるとハイブリッド車の魅力はあまりなくなります。

引用：http://www.ohu.co.jp/ecodrive/

こうならないように、ハイブリッドシステムをフルに活用した、運転の仕方を学習することが必要となるんですね。

ガソリン車とハイブリッド車のエコドライブでは、ちょっとだけ違いがあるんです。

引用：http://balisoku.com/archives/9200454.html

大きく違う部分は、加速です。

ガソリン車では、ゆっくり加速していくのが一般的ですが、ハイブリッド車では、なるべくエンジンを使用しないように素早く目標速度まで上げることが重要となります。

低速時はどうしてもエンジンを使用しなければいけないので、なるべくエンジン使用時間を抑えるということを意識すると良いと思います。

 

わかりやすく言ってしまえば、ガソリン車ではNGとなっていた急発進や急加速をハイブリッド車ではOKということになります。

かと言って、過度な急発進や急加速は危険です。

 

あとは、どれだけ電気を充電できるか、エンジンを使わずに電気でどれだけ走行できるかにつきます。

よくノロノロと走っているハイブリッド車を見かけますが、エンジンを使わないためにノロノロ走行しているなんて人もいます。

引用：https://special.nikkeibp.co.jp/atcl/TEC/15/lineartechnology1024/071400029/

充電について特徴的なのが、ブレーキです。

ブレーキを踏んでいる段階でも充電されているので、ブレーキをゆっくり長く踏むことで、充電効率が良くなります。

以上の２つがハイブリッド車の燃費向上には、とても重要となってきます。

引用：http://response.jp/assistance/usedcar/

エクストレイルハイブリッド車には、ECOモードというボタンが装備されているので、ドライバーもエコドライブに気を付けながら、車の便利な機能を使用すると、さらなる燃費向上が期待できると思います。

エクストレイルハイブリッドの実際の燃費　まとめ

エクストレイルハイブリッドは、ライバル車と比較すると、クラストップレベルの燃費を実現しています。

ですが、トヨタのハイブリッド技術とは、まだまだ差があるようです。

しかしエクストレイルにしかない多数の装備があるので、燃費だけの比較ではなく、ライフスタイルに合わせて、価格や走行面などトータルで考えて選んでいきたいですね。

エクストレイルの購入する際に、車両価格を値引き額よりもお得になる方法があります。

だれでも簡単に試せるので、ぜひやってみてくださいね！