車のエアコンが冷えない場合、修理代はオートバックスでいくら？

6月を過ぎるとだんだん気温も暑くなってきますね！

車を利用するときも夏場を乗り切るためにはエアコンが必要ですよね。

ですが、この車のエアコンが故障したら・・・と考えるとぞっとしますよね。

車のエアコンが冷えない大きな原因は4つあります。

また故障の場合、オートバックスなどのカー用品店でどこまでの修理が対応が可能なのか、修理代についてもお伝えします。

 車のエアコンが冷えない原因とは？

車のエアコンが冷えない原因の一つにエアコンフィルターの汚れによるものがあります。

車にはエアコンフィルターが設置されていますが、だいたい1年ぐらいすると「ほこり」が積もり、風の通りが悪くなります。

風の通りが悪ければ当然冷えないわけで、フィルター交換は必須となります。

次にエアコンの故障ですが、一番多いのはエアコンガス漏れによるものです。

エアコンの冷却機能はエアコンガスにより冷やされていて、エアコンガスがコンプレッサー等の機械で循環、冷やされた状態で室内の空気を冷やし、これが冷房として機能するわけです。

ガス漏れが生じれば冷たい空気を循環できず、冷えない状態になります。

ガス漏れはいろいろな原因がありますが、多いのは劣化でエアコンの配管に穴が開くという症状があります。

エアコンガスの量は車のボンネット内にあるサイトグラスで確認ができます。

引用：https://www.automesseweb.jp/2016/06/20/7773

他には冷えない原因としてコンプレッサーの不良によるものが考えられます。

コンプレッサーのおかげでエアコンガスを循環させることで室内の空気を冷やすことができるのですが、これが壊れてしまえば、冷えない原因になります。

ただ、車のエアコンのコンプレッサーは非常に頑丈にできていて、最近は品質も非常に上がってきていることから、滅多に壊れることはありません。

しかしながら、フィルターは大丈夫、エアコンガスの漏れもない、となった場合、一度確認してみるとよいでしょう。

ただ、エアコンのコンプレッサーの故障は素人では見分けることは難しいと思います。

「エアコンの調子がおかしいな」と思ったら、車を購入したディーラーや近くの認定自動車整備工場などに行き、エアコンの点検をしてもらうようにしましょう。

では、修理代はいったいどのくらいかかるのか気になるところですね？

車のエアコンの修理はオートバックス可能？修理代は？

車のエアコンの修理費用ですが、その故障原因や整備・部品交換の内容によって大きくことなります。

エアコンフィルターの交換

まず、エアコンが冷えなくなったら一番お手軽なエアコンフィルターの交換です。

フィルター自体はオートバックスなどのカー用品店で購入でき、大体3,000円～5,000円程度が一般的です。

また交換費用は1,000円程度ですが車の構造により作業が変わるので、車によって費用がかわります。

年に1回、もしくは車検時にフィルター交換をおすすめします。

ちょっと知識があれば、割と素人の方でも交換できたりしますので、ご自身で交換してみるのもよいでしょう。

車いじりが好きな方は挑戦してみてください。

エアコンのガス漏れ

エアコンガスの補充はオートバックスで3,000円～5,000円ぐらいですが、配管に穴が開いているなどした場合の修理費用はオートバックスなどではできない場合もあります。

ディーラーや整備工場で数万円程度になることも考えられますし、部品やエアコンユニット等に亀裂が入ったなどだと修理費用はさらにかかります。

これに限っては、どこで漏れているか？原因はどこか？どの部品を交換するか？

などで部品代も交換費用も変わってくるので、ディーラーや自動車整備工場で調べてもらって見積をしてもらわないとわからない部分はあります。

エバポレータの汚れ

エバポレータは冷たいエアコンガスで室内の空気を冷やす役割を果たしており、ラジエータのような形をしています。

長年使っているとこの周辺にゴミが付いたりカビが発生したりしてこれによりエアコンの効きが悪くなったりします。

また、カビ等によりエアコンから嫌な臭いがしたりする原因にもなったりします。

エバポレータですが、ディーラーやオートバックスなどの自動車量販店で掃除キットが売ってたりしますし、掃除してくれるサービスメニューなどもあります。

サービスであれば数千円程度、掃除キットなら数百円～数千円程度です。

エアコンからいやーな臭いしてきたなとか思う方、一度掃除してみてはどうですか？

コンプレッサーの修理

コンプレッサー交換ですが、コンプレッサー本体が数万円程度、これに交換費用がやはり数万円程度かかります。

めったに壊れない部分だけに壊れると修理による出費は少し痛いです。

オートバックスやイエローハットは基本的に商品を取り付けたり、簡単な交換を行うところなのでコンプレッサーの修理は対応できないでしょう。

ただ、夏場にエアコンが壊れたら、修理しないなんて考えられないですよね。

エアコン点検だけであればそれほどお金かからずに見てもらえますので、壊れる前にガソリンスタンドやディーラーや認定工場でエアコンの点検をしてもらってはどうでしょうか？

エアコン修理はガスを充てんする装置が必要なので、行く前に対応可能か確認してから行くことをおすすめします。

ご自分でガスを充てんできますので、費用を安くしたい方にはおすすめです。

では、最後に車のエアコンが良く効くようになるにはどうすればよいのかご紹介します。

エアコンの効きをよくする方法

 

それでも、効きが良くならないなら、エアコンフィルターのお掃除や交換です。

エアコンフィルターは外から空気を社内に入れる際、ゴミやほこりなどを取り除き、空気をきれいにする役目を果たしています。

最近では、ウィルスガード機能までもったエアコンフィルターも登場しています。

当然ですが、フィルターはごみの蓄積によりだんだん汚れていき、エアコンの効きはこれに比例して悪くなっていきます。

フィルターですが、先にも書いた通り3,000円～5,000円程度で購入できます。

推奨交換時期は年に1回程度と言われています。

私も経験していますが、エアコンの効きが悪いな、と思いエアコンのフィルターを交換したらエアコンの効きが劇的に改善したことを経験しています。

本格的な夏場に入る前に交換されてみてはいかがでしょうか？

 車のエアコン修理　まとめ

エアコン故障の原因はいろいろありますが、どちらにせよ、壊れてしまったら夏をのりきることは困難になりますよね。

今のうちにエアコンの点検、メンテナンスされてみてはいかがでしょうか？

修理代が高くなる前に早めの点検をおすすめします。

たまにエアコンボタンがオフになっていて、故障と勘違いする方もいるので、A/Cというボタンがオンになっているか確かめましょうね！