車のエアコン臭い取りの方法！ニオイの原因と対策を紹介！

夏になると必ず使うのが車のカーエアコンです。

快適なドライブには欠かせないエアコンですが・・・

スイッチを入れると「んっ？なんかカビ臭い、いやなにおいが・・・」という経験がある方もいると思います。

今回は、車のエアコンの臭い取りの対策と原因、「内気循環と外気導入」の切り替えで臭いを抑える方法についてもお伝えします。

車のエアコンの臭い取りの方法

引用：https://kuruma-lifehack.com/car_air_conditioner_blower_trouble/

車のエアコンの臭い取りの手段には主にディーラー、カー用品店、グッズなどがあります。

車のエアコンの臭い取りについてそれらの方法と料金を紹介します。

まず、カーディーラーの車のエアコンの臭い取りは、エバポレーターと呼ばれるエアコンの空気を冷やす根管のパーツを徹底洗浄する方法とフィルター交換といった方法で行います。

これらは原因そのものを取るため確実に車のエアコンの臭い取りを行うことが可能ですが、その分料金も高めとなっています。

相場としてはフィルター交換であれば6千円程度、エバポレーター洗浄の場合は1万円程度です。

カー用品店の場合はディーラーと同様に車のエアコンの臭い取りの方法としてエバポレーター洗浄やエアコンフィルターの交換を行ってくれます。

同様の方法ではあるものの料金は比較的安めとなっており、は5千円程度、フィルター交換は2千円程度で可能です。

ただし、輸入車や一部の高級車などは特殊な工具や操作が必要なので対応できない場合があります。

そのため車のエアコンの臭い取りを依頼する前に対応してもらえるか聞いてみるのがオススメです。

またフィルター交換に関しても対応するフィルターの在庫がない場合は取り寄せになるため、フィルターが届いた後に交換するという手間がかかると言う点にも注意しましょう。

消臭グッズなどで行う車のエアコンの臭い取りは、とても簡単です。

例えばエアコンの放出口に専用の芳香剤を設置する方法や「くんじょう剤」と言われる車内で煙を出してエアコンで吸い込む方法があります。

これらは設置するだけで簡単にできる車のエアコンの臭い取り方法で、たった数百円程度の費用だけで行えます。

ただし根本的な原因を解決できるわけではないため、定期的に行うか多少臭いが残ることを考慮する必要がある方法です。

これら3つの手段が車のエアコンの臭い取りとして挙げられます。

車の整備になれている方であれば、自分でフィルター交換や内部の洗浄を行うことでコストを下げることも可能です。

では、車のエアコンから出てくるあの独特のかび臭いの原因はなんなのでしょうか？

車のエアコンのカビ臭いの原因と対策

車のエアコンの臭いの原因と対策についてもお話していきます。

車のエアコンの臭いの原因は大きく2つあり、ガス漏れとエアコン内の汚れです。

ガス漏れは、エアコン内のアルミ管やゴムホースから、走行中の振動などによって徐々にガスが漏れ出します。

これは10年以上使用した車で徐々にエアコンの効きが悪くなった時に起こりやすい症状です。

このエアコンガスが徐々に漏れ出すと、かびの臭いとは違った独特のガス臭い症状が出てくることもあります。

臭いが明らかに感じられるようであれば、自然なガス漏れ以外にもエアコンのシステムのいずれかが故障した原因によってガスが漏れている可能性も否定できません。

カビの臭いがする場合は、花粉やほこり・チリがエアコン内部のエバポレーターに付着して結露した状態になるとカビやダニが繁殖するということで起こります。

このエアコン内部で起こるカビの繁殖で出てくるケースが原因として多い傾向です。

次にガス漏れの臭いとエアコン内の汚れの臭いの対策について紹介していきましょう。

ガス漏れの原因に対する対策は、エアコン内部の破損や故障を発見して修理するという方法以外にガス補充が挙げられます。

ガス漏れの対策としては基本的にガス補充が多く行われ、その方法はエアコンガスそのものを用意しチャージングホースと呼ばれる器具を用意して補充すると言うものです。

エアコンガスとチャージングホースを接続しチャージングホースのメーターで確認しながら最適な量を補充するという対策になります。

費用としてはカー用品店であれば5千円、ディーラーであれば1万円程度です。

エアコン内の汚れは先ほど紹介した方法で洗浄やフィルター交換といった方法でカビや汚れを除去します。

では、なるべくカビを発生させない方法についてお伝えしていきます。

車のエアコンの内気循環と外気導入の違いとは？

車のエアコンの内気循環と外気導入の違いをご存じですか？

それぞれのメリットデメリットや使いわけについても触れていきます。

まず内気循環と外気導入の違いは

「内規循環」は車内の空気を循環させてエアコンを動かす

「外気導入」は外気を取り入れて車内の空気を換気させつつエアコンを動かす

という違いがあります。

メリットについても触れていきましょう。

内気循環のメリットは車内で空気が循環するので、花粉や外気の臭い（排ガス臭など）を防ぐことができることや外気を遮断することで冷暖房効率が上がります。

外気導入のメリットは、新鮮な空気に換気でき、ガラス曇りが取れることです。

例えば、車内の温度が上がっている時に熱を排気したいときや寒い日に起こるガラスの曇りを取るのに向いています。

ではデメリットはというと？

内気循環はガラス曇りが取れないことや車内の空気が「よどんでくる」ことで車酔いなどを起こしやすい

外気導入は外気の汚れた空気を取り込んでしまうということや頻繁に使うとエアコンフィルターが汚れやすくなる

ということがあります。

このように内気循環と外気導入ではそれぞれメリットやデメリットがあり、これを使い分けることで快適な車内環境を作ることが可能です。

では、内気循環と外気導入をどのように使い分けるのがよいのでしょうか。

内気循環と外気導入の使い分け

使い分けについては内気循環は湿度が高い時期、花粉の多い時期など外気が湿っていたり、汚れている時期に使います。

一方、外気導入は夏など外気温が高く車内温度が高温になっているときに窓を開けて、車内の熱気を外に出すときや寒冷時のガラス曇りに使うのが有効です。

こうすることで、汚れた空気を車内に入れてしまうことを防いだり、車内の高温状態の改善やガラス曇りの改善を行うことができます。

 車のエアコンの臭い　まとめ

車のエアコンの臭いはガス漏れやエアコン内部の汚れなどによって起こります。

そしてそれらは自分で対策できるものもありますが、根本的に臭い取りをするならカー用品店やカーディーラーの助けが必要な場合も少なくありません。

費用はかかりますが、そういったところで臭い取り対策をしてもらうのが確実です。

また内気循環と外気導入を適切に使い分けることで臭いが出にくくなります。

このような対策を行って車のエアコンを快適に利用しましょう。