ヤリスクロスが3ナンバーの理由！ライズ、ヴェゼル、C-HRとサイズ比較！

ヤリスクロスの排気量は1500ccでですが、ナンバープレートは3ナンバー車になります。

車のナンバーは5ナンバーと3ナンバーが一般的に多いですが、その違いは排気量だけではありません。

ボディーのサイズが関係してきます。

「ヤリスクロスのサイズはライバルSUVと比較するとどのくらい？」

「ラゲッジルームはどのくらい積めるの？」

C-HR、ヴェゼル、ライズとのボディーサイズやラゲッジルームを比較すると、意外に広いことが分かります。

今回の内容を見れば、ナンバーによる税金の違い、ヤリスクロスとライバルSUVのサイズ、後部座席3分割シートのメリットを知ることができます。

ヤリスクロスは3ナンバー！排気量とサイズ（大きさ）の関係は？

先日デビューしたヤリスクロスはヤリスのプラットフォームをベースに開発されたモデルですが、ボディーはヤリスクロスの方が大きくなっており、すべてのグレードが全幅1,700mmを超えています。

よって、3ナンバーサイズとなっているのが特徴です。

ちなみに3ナンバーの条件は排気量が2000cc以上ですが、サイズが大きいと排気量に関係なく3ナンバーになります。

3ナンバーと5ナンバーの税金の違いは、実は排気量によって変わってくるので、どっちが高いというわけではありません。

つまり、3ナンバーと5ナンバーの車があったとして、その排気量が同じなら税金は変わりません。

ちなみにヤリスクロスは3ナンバーですが、1500㏄なので税金は39,500円になります。

近年、このクラスでも3ナンバーサイズのモデルが多いのでうれしいニュースだと思います。

ヤリスクロスは3ナンバーですので見た目は大きさを感じますが、決して取り回し性が悪いというわけではなく、大きさを感じさせない車となっています。

最小回転半径 4.9m〜 5.0mなので、小回りもきく方です。

このクラスの車は女性のドライバーも多いため、大きさを感じさせない工夫がいくつも凝らされています。

またヤリスクロスのエンジン排気量はすべて3気筒・1.5Lで、ガソリンとハイブリッドの2種類がラインナップしています。

このクラスの車にしては標準的な排気量ですが、比較的パワフルでパワー不足は全く感じさせません。

また3気筒エンジンですがこれらは新開発エンジンですので、振動や車内の音も綺麗にチューニングされていますので静粛性も高くなっています。

従来、3気筒エンジンは4気筒エンジンに比べてこうした点が不利だと言われていましたが、上手く解消されているのも特徴の一つだと思います。

さらに、ヤリスにはGRというスポーティなグレードが追加されましたが、今後ヤリスクロスにも大きな排気量エンジンを搭載したGRヤリスクロスが追加されると噂されていますので、今から楽しみです！

ヤリスクロスの大きさ（サイズ）比較

トヨタにはヤリスクロスの他にいくつかのSUVがラインナップしています。

カローラベースのC-HR、軽自動車ベースのライズで、これらとヤリスクロスのボディサイズを比較してみます。

各ライバル車のボディーサイズは表のようになります。

ヤリスクロスは全長は短く4.2m弱と比較的コンパクトですが、後席やトランクの広さは十分です。

また、C-HRはカローラベースですのでボディサイズが最も大きく、全長が4.4m弱となっており、後席やトランクサイズも十分なサイズが確保されています。

ヤリスクロスはC- HRほどはデザインがおしゃれではありませんが、実用的で4人がゆったりと座れて、荷物もたくさん載せることができるモデルと言えます。

一方、全高はC-HR が最も低く、見た目もクーペ風のデザインとなっています。

C- HRはトヨタ車としては全体的におしゃれなエクステリアデザインとなっているのが特徴で、ヤリスクロスとライズより高級感があります。

また、ヴェゼルはC- HRと同じクラスですので、ヤリスクロスよりも一回り大きなサイズです。

そして、ライズは全長が4.0m弱に収まっており、全幅も1.7m以下の5ナンバーサイズとなっています。

ライズはダイハツのムーブなどと同じプラットフォームを使っており、コンパクトなボディが特徴で、誰でも扱いやすく狭い道もスイスイ走れるのが魅力です。

ヤリスクロスのラゲッジルームを比較

SUVはファミリーカーとしてもおすすめの車種なので家族などと出かけるときはラゲッジルームの広さも気になります。

ヤリスクロスのラゲッジルームは390L

 

C- HRは318L

 

ライズは369L

ヴェゼルは393Lとなっています。

コンパクトなヤリスクロスですが、ラゲッジルームのサイズは最も広い部類に入ることが分かります。

また、最もボディサイズが大きなC- HRのラゲッジルームが一番狭いことは意外ですね。

これはエクステリアデザインを見ると明らかで、クーペ風デザインのC-HRはリヤハッチが斜めになっているからです。

しかし、C-HRのラゲッジルームがとても狭いと言うことはなく、他のモデルに比べると多少狭いという程度ですので特に問題はありません。

ヤリスクロスもC-HRほどではありませんが、リヤハッチが結構斜めになっていることを考えると、かなりパッケージングが優れていると言えると思います。

リアシートを倒さず、ゴルフバッグを2つ積むことが可能です。

引用：https://autoc-one.jp

さらに、ライズも広いラゲッジルームを持っていますが、こちらもこのサイズにしては大変広く、しっかり考えて設計されています。

どのSUVも後部座席に人が乗らない場合、リヤシートを折りたたむことで、さらに多くの荷物を積むことができます。

大きな荷物を積むときはリヤシートを折りたたむと大変便利に使うことができます。

またヤリスクロスの後部座席は3分割なのでアレンジが豊富で、釣り道具、スノーボード、ゴルフバッグ、DIY用の資材など、長い荷物を積むことも可能です。

後部座席に2人乗った状態でも長い荷物を積むことができるのがメリットです。

ヤリスクロス　まとめ

ヤリスクロスについてお伝えしてきましたが、排気量は1500㏄ですがボディーは3ナンバーサイズを採用しており、比較的存在感がありとても良い車に仕上がっています。

またヤリスクロスはリヤのデザインが魅力的です。

C-HRに似たデザインが採用されていますが、リヤハッチはC-HRほどは倒れておらず、使いやすさとデザイン性を両立させています。

トランクスペースもC-HRより広く取られており、ファミリーカーとしてやアウトドアなど使いやすさを考えたな車です。

エンジンは3気筒ですので、うるさいというイメージがありますが、乗ってみるとそんなことはなく、とても静かで振動も少なく適度な上質感がありとても運転しやすいモデルに仕上がっています。