ヤリスクロスのタイヤサイズによる違い！内装は安っぽいがオプションで解消！

トヨタの人気車種ヴィッツの後継として登場したヤリスですが、さらにそのSUVモデルの「ヤリスクロス」が登場！

「ヤリスクロスのタイヤは16インチと18インチでどう違うの？」

「ヤリスクロスとヤリスの後部座席はどのくらい差があるのかな？」

「内装が安っぽいみたいだけど、オプションでどう変わるのか知りたい」

など、ヤリスクロスについての疑問を解決します。

今回の内容を見ればヤリスクロスにタイヤサイズの違いによるメリット、デメリット、後部座席の広さ、オプションの種類などについて知ることができます。

ヤリスクロスのタイヤサイズ16インチと18インチのメリットデメリット

ヤリスクロスのタイヤサイズには16インチと18インチが用意されています。

タイヤのサイズが変わると、乗り心地や燃費、見た目などメリットデメリットがでてきます。

結果から言いますと、乗り心地と燃費重視なら16インチを、運動性能や見た目重視なら18インチを選んでください。

乗り心地で見た場合、タイヤサイズは16インチの方が良くなります。

16インチの方がホイールサイズが小さい分、タイヤの厚みが増すため、衝撃吸収にすぐれ、心地の良いフィーリングで走ることが可能です。

ただ、デメリットとしてタイヤサイズが小さいと動きが緩慢になるため、スポーティーな走りをヤリスクロスに求める場合は18インチにアドバンテージがあります。

燃費に関してはヤリスクロスのタイヤサイズは16インチの方が良くなります。

タイヤサイズが16インチになると、一般的にはタイヤの幅が小さくなるので、道路との接地面積が少なくなり抵抗が減る分、燃費が良くなる傾向にあります。

絶対的な比較ではありませんが、ガソリン車モデルで比較した場合、18インチのアルミホイールを装備しているZモデルが2WDのWLTCモードで18.8㎞/L、一方16インチのタイヤサイズのGやXモデルではそれぞれ、19.8㎞/L、20.2km/Lとなっています。

ただ、内装や装備がZモデルと他のモデルでは若干異なるため、タイヤサイズのみの純粋な比較を行ったとしたら、極端な差にはならない可能性があります。

このように乗り心地の良さや燃費では16インチにメリットがあります。

しかし、車は見た目が大事という方もいます。

ヤリスクロスもそれは例外ではありません。

18インチのヤリスクロスは見た目に迫力があり、コンパクトカーベースとは思えない見た目をしています。

こういった感覚的なもので18インチは大きなメリットがあるのです。

また、見た目以外にもタイヤが薄くなる分、たわみが少なくなり、コーナーなどの運動性能が良くなり、ハンドルからのレスポンスが上がります。

タイヤの接地面積が増えることでグリップ力が高くなり、ブレーキやカーブでのフィーリングが変わります。

ヤリスクロスの後部座席の広さをヤリスと比較

ヤリスクロスの後部座席の広さをヤリスと比較していきましょう。

ヤリスクロスの後部座席の広さは、ヤリスと比較し、SUVだけあって　高さや足回りがひと回り広い印象です。

高さに関してはヤリスが150㎝の女性がゆったり座れるものの170㎝の男性では少し高さが低く、上の広さが足りません。

※ヤリスの後部座席

一方ヤリスクロスは十分な高さがあるので同サイズの男性でも問題はないのです。

※ヤリスクロスの足元

さらに足回りに関してもヤリスはやや狭さを感じますが、ヤリスクロスは男性でも広さを感じる余裕があります。

※ヤリスの足元

こういった違いから、3人乗り以上で利用する場合、圧倒的にヤリスクロスに広さの面でメリットがあるのです。

この差に関してはボディーサイズが違うことが影響しています。

ヤリスとヤリスクロスのボディーサイズは次のようになっています。

ヤリスクロスのサイズは、全長で＋240mm、全幅で＋70mm、全高で＋90mm、ホイールベースで10mm程度大きくなっています。

全長が長くなった分足回りが広くなり、高さも9㎝程度高くなったことから余裕も出てきました。

ひと回り大きくなったことによってヤリスクロスの後部座席の広さは明らかにヤリスに比べて広くなったのではないでしょうか。

ちなみに全長は24㎝ものサイズアップをしているため、前部座席や荷室の広さも増したというメリットがあります。

広さに関しては、明らかにヤリスクロスに軍配が上がるといっても過言ではありません。

しかし、立体駐車場で1550㎜という高さ制限を受けにくいのはヤリスになります。

ヤリスクロスの内装は安っぽいのか？オプションは何がある？

※ヤリスクロス内装

※ヤリス内装

ベースモデルで見た場合、ヤリスクロスの内容は安っぽいといわざるを得ません。

他のコンパクトSUVに比べると、どうしても普及車あるいは実用車の性格を持つヤリスの系統となっているので、外見の割に内装は安っぽい印象があるのです。

ただ、オプションやグレードを上げることによって、そんなヤリスクロスの安っぽい印象は解消されます。

ヤリスクロス専用のエアロパーツなどの純正カスタムによる外見のオプションも充実していますが、内装のオプションも充実しているので、それを利用してミドルグレードのGモデルを選択すれば、安っぽい内装は解消されます。

具体的なオプションとして

・大画面で充実のT-Connectサービスに対応したT-Connectナビキット

・MODELLISTA SELECTIONのインテリアパッケージ（茶木目調、メッキ調、黒木目調、ボルドーレッドなど）

 

・スカッフプレート

 

・インテリアイルミネーション

 

・実用面も加味すればラゲージLEDもおすすめできるオプションです。

少なくともベースモデルにオプションのインテリアパッケージを組み込むだけで十分安っぽい内装からは解放され、ラグジュアリーな空間をヤリスクロスで体験できます。

予算が合わない場合でもガーニッシュのみやインテリアパネルセットのみを選択するだけで内装から安っぽい印象がかなり解消されるので、気になる方はオプションを選択してみましょう。

きっと試乗車との違いに驚くはずです。

 

この記事が動画でご覧になれます。

ヤリスクロス　まとめ

ヤリスクロスはホイールのサイズによってその性能や外見が大きく変わります。

また、従来のヤリスに比べヤリスクロスはひと回りサイズが大きくなっている分。内装も広くなり、より快適な空間になります。

そういった特徴があるものの、ベースモデルはやや安っぽい印象があるのが気になるところですが、オプションで内装のパネルを変更するだけでも、安っぽい印象は大幅に変わります。

そのため内装にやや不満がある方は、オプションなどで豪華な内装にすることができますから、検討してみるのもおすすめです。

人気コンパクトカーのヤリス、そのヤリスを今トレンドのSUVに仕上げたヤリスクロスはきっと、今までにない体験を提供してくれる車に感じられます。