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最近はSUVも大型化され、7人乗りの車種も増えていますが、今回7年ぶりのフルモデルチェンジで、新型ハリアーに7人乗りの設定ができたのか気になるところです。
ハリアーはシティー派SUVなので泥だらけで悪路を走る車ではないですが4WD の設定もあります。
4WDの性能や燃費、メリット、デメリットについても解説します。
また冬に備えて寒冷地仕様と通常の仕様の違いについても触れていきます。
今回は、新型ハリアーについての今現在の最新情報をお伝えします。
最後に新型ハリアーの内容が動画でご覧になれますのでお楽しみに!
新型ハリアーは7人乗りの設定がある?
結果から言うと、今回のフルモデルチェンジで新型ハリアーには7人乗りの設定はありません。
しかし、今後7人乗りのモデル設定が行われる可能性があります。
その理由は二つあります。
新型ハリアーに相当する車格であるレクサスのRX450hLにおいて7人乗りの設定が行われていること
国内外のメーカーが次々に7人乗りの設定が行われていること
新型ハリアーに相当するサイズであるRX450hLには、7人乗りモデルの設定があります。
新型ハリアーはこの兄弟車といってもいいくらいサイズが近くコンセプトも似ているので、7人乗りモデルの設定される可能性が高いのです。
また国内外には多くの7人乗りSUVが販売されているので、徐々にトレンド化されていることも挙げられます。
具体的なモデルを紹介していきましょう。
国産車では、ディーゼルエンジンなどで定評のあるマツダ CX-8、日産のエクストレイル、三菱のアウトランダーなどが挙げられます。
これらは現在トレンドを形成しているコンパクトSUVよりも大型の車格であり、3列シートで7人乗りというモデルも設定されている3ナンバーモデルです。
当然トヨタにもすでに7人乗りSUVの設定がされており、トヨタのランドクルーザーや兄弟車のランドクルーザープラドがこれに当たります。
ただ、トヨタブランドのラインナップでクロスカントリー系のSUV以外に7人乗りSUVのラインナップはありません。
そういった意味で、ハリヤ―を第一号に7人乗りSUVの拡充を行って行く可能性は十分あり得るのです。
輸入車は、本格的に7人乗りのSUVを投入しています。
ざっと紹介していくと、欧州車ではBMWのX5、プジョーの5008、ボルボのXC90、アウディQ7、メルセデスベンツのGLSにも7人乗りモデルがあります。
さらにランドローバーに至っては7人乗りSUVの充実度は高く、レンジローバー スポーツ、ディスカバリーやディスカバリースポーツにも設定があるのです。
アメリカ車では、GMのリンカーン ナビゲーター、電気自動車の大手であるテスラ、モデルX、モデル Yに設定があります。
このように国内外に多くの7人乗りSUVが登場していることから今後、ハリアーにも設定される可能性はとても高いと言えるのです。
また、同社のRAV4との差別化という意味でも設定は十分あり得ると言えます。
新型ハリアー4WDの性能
新型ハリアー4WDの燃費や乗り心地などの性能やメリット、デメリットについて紹介していきます。
燃費
新型ハリアー4WDの性能として真っ先に気になるのが燃費です。
公式サイトには「数字によらない走り」というようなニュアンスのPRを行っていますが、どうしても気になるのは燃費性能という方も少なくありません。
そんな新型ハリアー4WDの燃費は14.4km/Lです。
これは、よりリアルな数値であるWLTCモード燃費のため、実際もこの程度の燃費が想定されます。
車格にしては、比較的燃費が良い傾向にあります。
前モデルにあった2.0Lターボ4WDモデルはJC08モード燃費12.8km/Lですから、ターボを搭載していないとは言え、実質的な燃費は飛躍的に向上していると言えるのではないでしょうか。
引用:https://kakakumag.com/car/?id=10390
しかも前モデルの表記は、実質的な燃費よりやや少なめに出やすい、JC08モード燃費なので、その差は更に大きいと言えます。
乗り心地
乗り心地に関してはハリア―というモデルの位置づけから期待できるものです。
トヨタブランドではクラウンなどのハイクラスと言えるSUVですから乗り心地は折り紙付きといえます。
レザーパッケージの設定など上質なレザーを贅沢に散りばめた4WDモデルの設定もあるのでインテリアの質感によっても、4WDの上質な乗り心地をより高めることが可能です。
新型ハリアー4WDは、このように燃費の向上や高い乗り心地などのメリットがあります。
デメリット
新型ハリアー4WDのデメリットは2WDと比較すると、やはり燃費の悪さです。
新型ハリアーでも2.5Lハイブリッドモデルは4WDモデルよりも燃費性能で圧倒的に有利であり、その性能は18.6km/Lと30%以上の性能の高さを持っています。
こういった面を見ると新型ハリアー4WDは、燃費性能においてデメリットがあるのです。
デメリットといえるかどうかは分かりませんが、新型ハリヤ―4WDはフルタイム4WDではなくFFベースのパートタイム4WDということ、これは見方によっては走破性がやや悪い印象を与えます。
引用:https://cobby.jp/four-wheel-drive.html
しかし、トヨタのE-Four(電気式4WDシステム)はパートタイムでありながらフルタイムと同等の4WD性能を発揮し、4WDの弱点である燃費の悪さを低減しています。
新型ハリアー寒冷地仕様の違い
最後に新型ハリアー寒冷地仕様の違いについてお話ししましょう。
まだ具体的な発表はありませんが、新型ハリアーには寒冷地仕様の設定が見込まれています。
この寒冷地仕様と通常仕様との違い例として次のようになります。
モーター類の強化(ワイパーモーター、スターターモーター)
各種大容量化(バッテリーのサイズが違い大型のものを使用
ウォッシャー液のタンクサイズの大型化
オルタネーターの大容量化
室内暖房の強化(後席用ヒーターダクト、またはリアヒーターの追加)
これ以外にも車体底面に塩化カルシウムなどの融雪剤による車体へのダメージを低減する防錆加工や強化を行っているというのも特徴です。
また、価格面で寒冷地仕様の方が10万円程度高額になるというのも違いといえます。
こういった寒冷地仕様の新型ハリヤ―を導入することで、降雪時のワイパーのスムーズさやウォッシャー液の凍結がしにくいこと、暖房などを強力に使ってもバッテリーによる電源の不安定さはありません。
引用:https://gogo.gs/news/contents/1575605143
ちなみに、過去のハリアーの寒冷地仕様について具体的に紹介していくと、
・通常100Aのオルタネーターを130Aにフロントヒーターに電気式補助ヒーター(PTCヒーター)を搭載
・フォグランプの赤色灯の追加、フロントガラスに熱線を設置(ウィンドーシールドデアイザー)
・強化されたウインドシールドワイパー
といったものが挙げられます。
新型ハリアー4WDの寒冷地仕様は2020年6月現在未公表ですが、これを踏襲した寒冷地仕様になることが予想されます。
こういった違いが新型ハリアーの通常仕様と寒冷地仕様との違いとして販売されること可能性が高いのではないでしょうか。
新型ハリアー 7人乗り、4WDの性能、寒冷地仕様 まとめ
新型ハリアーは、従来のエンブレムを廃止しトヨタのエンブレムになったということがニュースとして取り上げられたモデルです。
しかしそれ以上に様々な装備の変更や仕様の改善などを行い、より上質なSUVになったモデルです。
今後、7人乗りが登場することも十分期待できます。
内装も高級車のようなラグジュアリーさがあり、シティ派のSUVとしては最強の車種になるでしょう。
興味がある方は、ぜひ新型ハリアーに試乗してみてください。
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