新型ハリアーに乗るなら「ローン、リース、残クレ」の３つを徹底解説

ハリアーといえばトヨタ自動車を代表するラグジュアリークロスオーバーSUVです。

初代ハリアーは1997年に発売され、高級SUVの先駆者的な存在として誕生しました。

「新型ハリアーが欲しいけど、ちょっと高いな～」

「ローンやリース、残クレって、結局どれがいいのかな？」

「無理のないローンの組み方を知りたい」

と悩む方もいると思います。

2020年6月にフルモデルチェンジが行われた4代目も大人気で売れ行きも好調です。

そんな新型ハリアーの最大の魅力は、乗り心地の向上です。

先代である3代目のハリアーは、日本専売モデルということもあり、足まわりが比較的やわらかめに設定されており、走行安定性に不満の声もありました。

その一方で、フルモデルチェンジ後の新型ハリアーはアメリカや中国などの市場もターゲットにしたグローバルモデルでもあるため、より走行性能が向上しています。

今回は、新型ハリアー購入する場合について、頭金、月々、年数を決めてローンを組むなど、失敗しないローンの組み方を説明いたします。

一番人気のガソリンモデルZグレードの購入

新型ハリアーには「S」「G」「Z」と3グレードが展開されています。

エントリーグレードである「S」は299万円からの価格設定がされていますが、最上級グレードにあたる「Z」は一番価格の抑えられている2WDのガソリン車でも393万円からの価格設定になります。

「新型ハリアーを購入したい」と考えていても400万円近くする車を現金一括で購入するのはなかなか難しいでしょう。

そのような場合に、購入方法として考えられるのがローンの利用です。

ローンで購入することで月々数万円からの負担で新型ハリアーを手に入れることが可能になるでしょう。

はじめに、家計の状況、貯金額、今後のライフプランを加味し、頭金として出せる金額、月々の返済にあてられる金額、また、その金額を払い続けられる年数を明確にしましょう。

このシミュレーションが重要です。

インターネットでも簡単にこのようなシミュレーションを行ってくれるサイトがあるので利用すると良いでしょう。

自動車ローンご返済額シミュレーション

こうして無理のないローンが組めるようにプランを考えます。

また、注意点として、車の購入には、車両本体代金だけではなく、オプションで装備を付けた場合の代金や、自動車取得にかかる税金・手数料、自賠責保険金などの諸費用も必要となります。

さらに、自宅に駐車場がない方は、月極駐車場などの利用料、任意保険料なども必要です。

このような、車両本体価格以外に必要なお金を含めた総額を念頭に置いて、無理のないローンを組みましょう。

具体例として、マイカーローンを利用したシミュレーションをしてみましょう。

借入金額が450万円、返済回数は7年にあたる84回、そのうちボーナス払いが100万円、金利は2.5%でシミュレーションをするとひと月当たり約45,000円の支払いになります。

新型ハリアーをリースで乗る

新車を購入するという選択肢以外にも、カーリースで乗るという方法があります。

カーリースを利用するメリットの一つ目は、ローンに比べて支払う車両価格が安いということです。

カーリースの料金は、車両本体価格から返却時の下取り価格を引いた額を契約月数で割って算出されます。

残価の分だけマイカーローンよりお得に新車に乗ることができます。

二つ目のメリットは、頭金や初期費用が不要であるということです。

カーリースの月額料金には、車両価格だけではなく、自動車登録時にかかる税金、自賠責保険料、登録費用などの諸費用が含まれています。

そのため、頭金や登録諸費用を実費で負担しなくていいのです。

一方で、カーリースにもデメリットは存在します。

一つ目は、クルマを自由に使えないことです。

カーリースでは、車両の所有者はカーリース会社で、契約者は使用者という形態になります。

そのため、例えば、エアロパーツを取り付けたり、シートの取り換えなど内装を改造したりなどのカスタムをしたい場合、カーリースではできないことが多いです。

また、走行距離制限もあります。

カーリースでは、契約終了後に車両を返却することが前提のため、下取り価格を落とさないためにも走行制限が掛けられます。

そして、契約満了時に合計走行距離が超過している場合、超過分の費用が発生します。

最後に、「オリックスカーリース」でZグレードをリースで乗る場合の月々の費用や維持費をシミュレーションしてみましょう。

グレードは2WD、2000cc、ガソリン車です。

ボディーカラーはブラック、頭金なしでシミュレーションしてみると、「いまのりナイン」という7年以上の長期型プランで月々58,960円からとなります。

残価設定型クレジットで購入

残価設定型クレジットとは、新車購入時に、数年後の下取り価格を設定し、3年もしくは5年間のローンを組みます。

3年でローンを組んだ場合、3年後の下取り価格を新車の購入金額から差し引いた金額を3年後に支払うか車を下取りしてもらうということです。

カーリースとの違いは、所有者が自分になるという点です。

先ほど説明したようにカーリースでは、車両の所有者はあくまでリース会社となります。

残価設定型クレジットでは、自分のクルマとなるのが良いですね。

車検費用、登録費用などは含まれませんが、月々の支払い額自体はカーリースよりも安く抑えられることができます。

一方で、残価設定型クレジットのデメリットはカーリースと同じく、走行距離が設定されます。

超過した場合には、その分費用が必要となります。

また、事故などで車両が壊れ、下取り価格が下がった場合には下取り価格が下がるため、差額を費用を負担しなければならなくなります。

ハリアーは人気車種のため、設定される残価が高い傾向があります。

その分支払い額が少なくなります。

そんな新型ハリアーの3年後の残価率は55％、5年後の残価率も35％と高く設定されています。

それでは、実際にZグレードを残価設定型クレジットで購入する場合の月々の費用をシミュレーションしてみましょう。

車両価格は450万円、残価率は5年後の35%とします。

金利率は一般的にいわれる5%で計算してみます。

結果は月々13,367円となりました。

これは、単純な車両本体価格のみで計算しているので、実際にはもっとお金がかかるでしょう。

それでも、やはり人気車種であるハリアーだからこそ高い残価率があり、この金額が想定されます。

新型ハリアー購入シミュレーション　まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は、新型ハリアーを手に入れるのであれば、どのような購入方法があって、どのようなメリット、デメリットがあるのかについて見てきました。

高級な車種であるだけに、多くの費用も必要となりますが、今回紹介した手段を利用することで、月々の支払額を抑えて乗ることができます。

ローン、カーリース、残価設定型クレジットにはそれぞれメリットがあります。

自分の状況をよく考えたうえで無理のない購入方法を選ぶことが重要です。

ハリアーを購入することができれば高いステータスを手に入れることができます。

上品な乗り心地と上質で快適な室内、そしてばっちりな見映えを備えたラグジュアリークロスオーバーSUV、新型ハリアーはオススメの一台です。

値引き価格を通常よりも、さらに大きくできる裏ワザもお伝えしているので、ぜひご覧くださいね！