新型アルファードと新型ヴェルファイアの内装・外装、グレードの違いを解説

4世代目となる「アルファード」と「ヴェルファイア」がトヨタより発表されました。

ガソリンエンジン車とハイブリッド車の2種類がラインアップされ、新型アルファードは540万円から、新型ヴェルファイアは655万円からと価格設定されています。

さらに、プラグインハイブリッド車も近い将来に投入される計画です。

今回の発表で公になった新型アルファードと新型ヴェルファイアの価格、内外装についてやグレードの違いについてみていきましょう！

新型アルファードと新型ヴェルファイアのエクステリア

新型アルファードのフロントエンドは、前世代同様にマスク状の形を保っており、そのメッキ仕上げによって力強さと存在感を放っています。

新型ヴェルファイアのフロントエンドは、光を放つブラックで精緻な雰囲気を纏っています。

ミニバンはしばしばフラットで特徴のないボディサイドを持つことが多いですが、新型モデルではフロントからリアまでにわたりリズム感のあるデザインが採用され、独特で力を感じさせる堂々としたスタイルを実現しました。

新型アルファードは、前のモデルの特徴であったフロントグリルのデザインを引き続き採用し、新型ヴェルファイアは、前世代よりもより洗練され、スポーティさが際立つデザインを特徴としています。

新型アルファードと新型ヴェルファイアの寸法は全長4995mm、全幅1850mm、全高1935mm（新型ヴェルファイアは全高1945mm）、ホイールベースは3000mmです。

前世代と比較すると全長が45mm増えましたが、標準的な機械式駐車場のサイズ制限である全長5000mm×全幅1850mm以下の範囲を保持しています。

しかし、最小回転半径については注意が必要で、新型ではどちらの車も5.9mとなりました。これは前世代の5.6〜5.8mよりも大きくなります。その一方で、サイドウィンドウの前部に設けられた三角窓の拡大などにより視野を改善しました。

トヨタの新型「アルファード」と「ヴェルファイア」が、ミニバンのボディサイドが平坦になりがちな点を打破し、フロントからリアまで強調されたデザインが施されています。これにより、個性的で力強いスタイルが生まれております。

新型アルファードは、先代モデルの特徴であるフロントグリルのデザインを引き継いでいます。

一方、新型ヴェルファイアは、先代モデルよりもスポーティな雰囲気を強調したデザインが際立っています。

新型アルファードとヴェルファイアの寸法は、全長4995mm、全幅1850mm、全高1935mm（新型ヴェルファイアは全高1945mm）で、ホイールベースは3000mmです。

先代モデルと比較して全長が45mm増加しましたが、一般的な機械式駐車場の制限サイズ、すなわち全長5000mm×全幅1850mm以下を維持しています。

新型モデルでは最小回転半径が5.9mとなっており、これは先代モデルの5.6〜5.8mよりも大きくなっています。

しかし、視界の向上を図るために、サイドウィンドウの前部に設けられた三角窓が拡大されています。

新型アルファードとヴェルファイアの内装

新型アルファードとヴェルファイアの内装は基本的に同一のデザインを採用しており、センターモニターは先代の10.5インチから新型では14インチになりました。

全車種でフル液晶メーターが採用され、ナビゲーションやオーディオ情報の視認性が大幅に向上したのは特筆すべき点です。

新型アルファードとヴェルファイアの室内空間を最大限に活用するために、運転席のドライビングポジションや2列目のシートの配置に工夫が見られます。

便利な機能も豊富で、フロントにはタイプCのUSBポートが2つ装備されています。

すべてのグレードで7つのUSBポートが完備されており、フロント部分ではセンターコンソールボックス内にも1つ、2列目の左右シートにそれぞれ1つ、3列目のシート左右にもそれぞれ1つ装備されています。

新型アルファードとヴェルファイアでは、後席のどこに座っても快適に過ごせるように、窓に設置されるシェードに工夫が施されています。

天井に設置されたムーンルーフのシェードは、左右独立タイプが採用され、「空を見たい」「日差しを遮りたい」という要望に応じて調節することが可能です。

ミニバンという性質上、様々な年齢層の人々が乗り降りすることを考慮し、スライドドア部分にはトヨタとして初めて右側にもユニバーサルステップが採用されました。

ドアの開閉に連動して地面から約220mmの位置にステップが出現し、1歩目の高さが下がることで、小さな子供や高齢者でも容易に乗り降りできるようになっています。

新型アルファードとヴェルファイアのグレードの違い

新型アルファードとヴェルファイアのグレードは大きく分けると3種類になります。

新型アルファードは、直列4気筒2.5Lエンジンを搭載した「Z」の価格は540万円、ハイブリッドの価格は620万円、最上級の「エグゼクティブラウンジ」2.5Lハイブリッドの価格は850万円です。

これらの車種の燃費は、それぞれ、10.6km/L、17.7km/L、17.5km/Lとなります。

一方、新型ヴェルファイアは、2.4Lターボエンジンを搭載した「Zプレミア」の価格は655万円、ハイブリッドの価格は690万円、「エグゼクティブラウンジ」の価格は870万円というラインナップが用意されています。

これらの車種の燃費は、それぞれ、10.3km/L、17.7km/L、17.5km/Lとなります。

内装に関しては、「Z」グレードのアルファードは合成皮革を、エグゼクティブラウンジはプレミアムナッパ本革を使用し、新型ヴェルファイアは全グレードでプレミアムナッパ本革のシート生地を採用しています。

2列目のシートは、新型アルファード「Z」グレードと新型ヴェルファイア「Zプレミア」グレードではエグゼクティブパワーシートとなり、大型アームレストや電動オットマン、ベンチレーション機能、530mmのスライド機能などが装備され、快適な座り心地を提供します。

さらに「エグゼクティブラウンジ」になると、2列目がエグゼクティブラウンジシートに格上げされ、前後のスライド機能が電動化し、背中から大腿部に適度な刺激を与えるリフレッシュ機能、回転格納式テーブルなどが追加され、更に快適さが増しています。

おすすめのグレードは2.5Lハイブリッドです。

これは新たに開発されたエンジンにより、エンジンとモーター駆動の合計で250馬力の出力を実現し、レギュラーガソリンという点が経済的です。

この数値は、同じハイブリッドを搭載したトヨタ新型クラウンクロスオーバーの234馬力や、プレミアムガソリンを使用するレクサス新型NXの243馬力を凌ぎます。

また、燃費も、「Z」グレードや「Zプレミア」グレードでリッター17.7キロと優れています。

新型アルファードと新型ヴェルファイアは、どちらもプライベートだけでなく、ビジネスの場など、あらゆるシーンで快適な移動空間を求める方におすすめの車となっているのではないでしょうか。

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