【比較】エクストレイルとフォレスターどっちが買いか？装備の差でこっち

ミドルサイズSUVは、路面とボディの低い部分との間隔において余裕を持たせることで特に悪路の走破力が優れており、外観は迫力があってクールな印象です。

ボディの上はワゴン風スタイルになっているので、4名乗車特有の快適な居住性や使いやすい荷室などを併せ持っています。

近年SUVは人気の車種になっていて、特にミドルサイズはそのサイズ感や価格から独身の方からファミリーカーまで人気が高い車種です。

ちょっとした街乗りや通勤はもちろん、週末のキャンプや家族でのお出かけなどに利用することができます。

長時間のドライブにもおすすめで、開放感のある車内を満喫することが可能です。

家族で1台しか自動車を持つことができないなら、いろいろなシーンで活躍できるSUVが候補になるでしょう。

デザインは優れており、モデルによって3列目シートを選択することが可能です。

今回の内容をみれば、ミドルサイズSUVの中でも人気の高い日産エクストレイルとスバルフォレスターのグレード比較や特徴的な装備、年間維持費がどのくらいかかるかについて知ることができます。

エクストレイル、フォレスターのグレード種類と価格帯

スバルのフォレスターは昔から人気があり、モデルチェンジを重ねています。

先代は2リッターノーマルエンジンや直噴ターボでしたが、プラットフォームが刷新されておりインプレッサと同じような設計です。

フォレスターはミドルサイズに位置付けられており、このカテゴリーにはエクストレイルがあります。

前輪駆動のシティ派で、タフギアをテーマにして開発されておりオフロードSUVです。

シートやフロアなどには防水加工が施されており、アウトドアにも対応することが可能です。

両車を比較してみると、ノーマルエンジンの場合フォレスターはツーリングがおすすめです。

価格は280万ぐらいになっており、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。

このフォレスターツーリングに対するエクストレイルのグレードは、4WDの20Xiになります。

価格は300万ぐらいで、フォレスターの方が少しお安いです。

フォレスターの場合、サイドやカーテンエアバッグ、歩行者保護エアバッグなどが標準装着されています。

エクストレイルの場合、インテリジェント・キーやリモコンオートバック・ドアが採用されています。

装備の水準として同じレベルになるので、価格のやや安いフォレスターがお買い得と言えるでしょう。

ハイブリッドタイプの場合、フォレスター・アドバンスの装備はかなり充実しています。

ドライバー・モニタリングシステムなどが標準搭載されており、価格は309万ぐらいに抑えられているのでお得です。

機能や装備などのバランスを見てみると、2.5リッタープレミアムよりe-BOXERの方が安いかもしれません。

エクストレイル20Xiハイブリッドの場合、327万ほどになります。

装備の違いなどを含めるとフォレスター・アドバンスは、エクストレイル・ハイブリッドより35万円安い計算になります。

ノーマルエンジンについてフォレスターは20万円割安になっており、エンジン排気量が500cc多いです。

ミドルサイズSUVは人気の車種になるので競争が激しく、後から登場する車ほど割安になる傾向があります。

 内装、トランク容量の比較

インパネ周辺の造形について、両車にはそれほど違いはありません。

エアコンのスイッチが比較的高い位置にあり、どちらも操作性が良いでしょう。

パーキングブレーキの場合、フォレスターはアイサイト・ツーリングアシストを採用しており、電動式になっています。

エクストレイルの場合、車間距離を制御できるクルーズ・コントロール機能があり、プロパイロット装着タイプは電動式です。

ステアリングホイールの形状について、エクストレイルは場合D字型を採用しており、大腿部とステアリングホイールの間には余裕があります。

両車とも肩まわりのサポートが良く、特にフォレスターのは、背もたれが腰を包むようなデザインです。

サポート性が優れており座り心地は快適になっており、フォレスターは後席が少し硬めですが座面の角度は最適です。

エクストレイルは柔軟な座り心地になっており、ノーマルエンジン車の場合、荷室に3列目の席を装着している7人乗りを選ぶこともでます。

大人が乗車すると少し窮屈ですが、短い距離を移動するなら便利に使うことが可能です。

荷室の容量や開口幅について、両車とも同じレベルでしょう。

エクストレイルのノーマルエンジンの場合、荷室には防水機能を施しているので便利です。

エクストレイルの売れ筋のグレードとして、リモコン・オートバックドアを装着されているタイプがあげられます。

インテリジェント・キーを携帯しながらリアバンパーの下で足を出し入れしてみると、自動的にリアゲートを開閉することが可能です。

エクストレイルのラゲッジ

荷室の機能はとしてはエクストレイルの方が充実していると言えます。

フォレスターは18インチタイヤを装着していているので、乗り心地は少し硬めになっていますが重厚感が伴うので安定感があります。

フォレスターのラゲッジ

ボディ剛性が高くなっており足回りは正確に作動するので、走行安定性と一緒に乗り心地は上質です。

エクストレイルも乗り心地が良く、フォレスターには負けない安定性を誇ります。

維持費（税金）と燃費の比較

フォレスターの年間維持費について、人気のあるグレードツーリングなら1年あたり維持費に26万円ぐらい必要になってきます。

税金や車検、保険やガソリン代などにかかる費用について、平均的な駐車場代なども含めると維持費は年間36万円でしょう。

エクストレイルの年間維持費について、人気グレードの20xiなら、1年あたり維持費は25万円ぐらいです。

税金や車検、保険やガソリン代などのコストに関して、平均的駐車場代も支払うと維持費が年間35万円ぐらいでしょう。

JC08モード燃費はフォレスター2.5リッターエンジンを搭載した車が14.6km/Lです。

エクストレイルノーマルエンジンが搭載されている4WDの20Xと20Xiは15.6km/Lになるでしょう。

ハイブリッドになるとフォレスターe-BOXERは18.6km/Lで、エクストレイル4WDは20km/Lです。

エコカー減税に関して両車共ノーマルエンジンは対象外になっています。

ハイブリッドは減税対象に含まれていますが、免税にはなりません。

いろいろな安全装置が搭載されており、フォレスターのアイサイト・ツーリングアシストの場合2つのカメラセンサーに使って、歩行者などを検知し緊急自動ブレーキを作動することが可能です。

衝突した際に作動する歩行者保護用エアバッグなども備わっています。

アドバンスはドライバー・モニタリングシステムがあり、カメラがモニターして居眠りなどを検知するとアラームを発する仕組みです。

ツーリングアシスト機能として、距離を自動制御できるクルーズコントロールを採用しており操舵支援を行うことができます。

エクストレイルの場合単眼カメラを採用しており、歩行者に対して緊急自動ブレーキが作動します。

運転支援機能としてプロパイロットがあり、車間距離を制御できるクルーズコントロールや操舵支援機能を採用しました。

 

フォレスターとエクストレイルどっちが買い？

フォレスターとエクストレイルにはいろいろな機能が搭載されており、デザインはもちろん安全面にも配慮された自動車です。

ミドルサイズSUVにおいて人気のある車種で、走行性能や乗り心地、取りまわし性や安全装備などが優れています。

総合的に判断すると最新の装備がついたフォレスターがおすすめです。

安全装備が優れ、乗り心地や取り回しも抜群です。

ただ、本格的なアウトドアで使用する方ならエクストレイルでしょう。

比較的リーズナブルな価格で購入することができ、両者ともアウトドアツールとして利用したり、街乗りなどにも気軽に利用することが可能です。

価格についてエクストレイルハイブリッドはマイナーチェンジとして実質値下げされてています。

フォレスターアドバンスはかなり安く価格を抑えてきました。

両車ともスタイリッシュなデザインで、豊富なカラーバリエーションがあります。

自分の好みのタイプを見つけることができ、カーライフを満喫することができるでしょう。