デリカミニのグレードの違いや燃費を比較！プレミアムが8割の理由

「デリカミニのグレードの違いを知りたい」

「燃費や納期はどのくらいなの？」

今注目を集めている車が、三菱から発売されたデリカミニです。

デリカミニは2023年5月25日に三菱自動車より発売された新型軽スーパーハイトワゴンです。

その売りは、乗り降りのしやすさを実現した両側スライドドア、広く開放的なキャビンスペース、便利で広いラゲッジスペースです。

今回の内容をみれば、デリカミニのグレードの違いや特徴を知ることができますよ

デリカミニのグレードの違いと燃費

デリカミニは全部で４つのグレードが展開しています。

さらに各グレードで4WDの選択が可能となっており、全体で8つの選択肢が存在します。

TとGの2つのグレードにおける主な違いは、走行性能にあります。

Tグレードでは、直列3気筒ターボエンジンが搭載されていますが、Gグレードではターボはなく、自然吸気エンジンが搭載されています。

これら「T」「G」の基本グレードに加えて、より装備が充実したグレードがプレミアムです。

Gグレードの価格は180万4000円で、4WDは201万5200円となります。

一方、Gプレミアムの価格は198万5500円で、4WDは214万9400円です。

Tグレードの価格は188万1000円で、4WDは209万2200円となっています。

そして、Tプレミアムは207万4600円で、4WDは223万8500円となっています。

それでは、エクステリア、インテリア、安全装備の違いをご覧いただきましょう。

「プレミアム」の名の通り、このグレードではホイールが15インチのアルミホイールにアップグレードされ、運転席側のスライドドアは電動式となります。

プレミアムのみに用意されているメーカーオプションとして、アダプティブLEDヘッドライトが選択可能です。

これは、車速が約30km/h以上でヘッドライトを点灯しているときに、対向車や先行車に照射しないよう、ハイビームの照射範囲を切り替える先進技術です。

運転席側の電動スライドドアはプレミアムグレードでは標準装備ですが、G、Tでもオプションで装備することが可能です。一方、助手席側の電動スライドドアは全グレードで標準装備となっています。

足をスライドドアの下部にかざすだけで自動で開閉するハンズフリー機能も装備されています。

これにより、両手がふさがっている状況でも、スライドドアを手軽く開閉することができ、非常に便利です。

この機能は日常生活の中で様々な状況でその利便性を実感いただけることでしょう。

インテリアの観点から見ると、プレミアムグレードでは快適装備がより充実しています。

シート素材については、表皮の部分に違いがありますが、どちらも撥水性を備えたシート素材が採用されています。

これはアウトドア利用を考えている方にとっては大変心強い装備といえるでしょう。

ステアリングヒーターも標準装備となっており、寒い冬の季節でもすぐに手が温まり、快適にドライブを続けることができます。

さらに、後部座席にエアコンの冷暖気を送るリアサーキュレーターや、日差しを遮るリアロールサンシェードなどの快適装備も標準で装備されています。

後部座席にお子様などを乗せる頻度が高い場合は、これらの装備を備えたプレミアムグレードを選択すると良いでしょう。

また、アラウンドモニターやLEDヘッドライトもT、Gグレードでもオプション選択が可能です。

さらにインテリアを詳しく見ると、どのグレードでも撥水加工が施された合成皮革が使用されています。

また、シートの背面部分には汚れや傷に強い「PVCシートバック」が装備されている点も異なる特徴として挙げられます。

そして、ドアハンドルにメッキ加工が施され、シートヒーターが装備されているなど、他の車種では上級グレードのみに見られるような装備が全てのグレードで標準装備となっています。これらはデリカミニの大きな魅力と言えるでしょう。

販売価格はおおよそ180万円から225万円の範囲で、約40万円の差があります。この差は、装備の違いだけでなく、駆動方式や走行性能面からも考えられるため、ご自身の用途に合ったグレードを選ぶことが推奨されます。

最上級のTプレミアムグレードでは、人気の装備としてパドルシフトが挙げられます。

プレミアムグレードには、ステアリングに取り付けられたパドルを操作することで、マニュアル車のようなギアチェンジを楽しむことができます。

7段のギアが設定されており、下り坂などで適切なギアを選択することで有効なエンジンブレーキを利用することが可能となります。これは非常に便利な装備と言えるでしょう。

三菱自動車によると、先行予約台数は約1万6000台にのぼります。

駆動方式については、FF車が全体の42%を占め、4WD車が58%となっています。

これは全体の約6割のユーザーが4WDを選んでいることを示しています。これは、専用ショックアブソーバーなど、4WD車独自の「安心で快適な走行性能」が評価されていることを反映しています。

また、グレード別の比率は以下の通りです。

Tプレミアムが65％、Gプレミアムが25％、Tグレードが5％、Gグレードが5％となっています。これは装備が豪華な順に人気があることを示しています。

全体の約9割のユーザーが、「運転席側後席電動スライドドア」や「マイパイロット」などの装備を有する「プレミアム」グレードを選択しています。

また、ボディーカラーについては、「アッシュグリーンメタリック」をベースとしたツートンカラーが最も人気とのことです。

燃費性能については、Gグレードが20.9 km/L、4WDでは19.0 km/L、Tグレードが19.2km/Lとなっています。それゆえ、Gグレードがやや燃費が良いと言えます。

デリカミニの燃料タンクの容量は全車種27Lで、ガソリン残量が6.5Lになると警告灯が点灯します。

ガソリンが残り20Lから走行した場合、

17×20=340km

となり、 GグレードおよびGプレミアムの2WD車種はガソリン満タンで約340km走行可能ということになります。

これらの情報をもとに、自分のライフスタイルや用途に合わせて最適なグレードを選ぶことが重要です。

デリカミニは、多様なライフスタイルに合わせて選べるグレードがあり、その多彩な選択肢が魅力と言えるでしょう。

豊富な装備やスペック、そして個性的なデザインは、これからも多くの注目を集めることでしょうです。

安全装備重視ならプレミアム

マイパイロットという進行中の機能は、軽自動車の中でも際立って充実しており、プレミアムグレード専用の装備となっています。

この機能は、フロントカメラとミリ波レーダーが前方のクルマや白線を認識し、アクセルペダルから足を離しても車間距離を保つアシストをします

高速道路を多用するユーザーには、この機能の存在が活躍の機会を増やすでしょう。

運転支援システムや安全装備の観点から見ても、レーダークルーズコントロールや車線維持支援といった先進的な運転支援システム「マイ パイロット」は、プレミアムグレードでは標準装備されておりますが、基本グレードではオプションでの設定がありません。

この機能を利用したいのであれば、プレミアムグレードを選ぶ必要があります。

衝突被害軽減ブレーキシステムを始めとする、サポートカー機能は全てのグレードに標準装備されており、デリカミニならどのグレードでも安全に乗車できます。

デリカミニの納車時期

新型「デリカミニ」の予約は1月13日から開始され、2023年4月5日までの受注数は約9,000台となっています。

注文の傾向を見ると、全体の約60％が4WDモデルを選び、高級装備のプレミアムグレードは注文の80％以上を占めています。

デリカミニの最新の納期予想は、現在「6～7ヶ月程度」となっています。

5月の発売日に契約して新年に納車されるという声も多く聞かれます。

しかし、車両の人気や半導体の不足といった影響で納期が遅れる可能性もありますので、ご注意ください。

デリカミニは本家デリカの伝統を受け継ぎながらも、小型で、都市部の狭い道路や駐車場でも扱いやすい車です。

ぜひ、店頭で試乗してその良さを体験してみてくださいね！