マツダMX-30のサイズはCX-30とほぼ同じ！燃費や内装装備を紹介！

マツダMX-30(エムエックスサーティ）は最近増えているマイルドハイブリッド車になります。

サイズ的にはマツダのコンパクトSUVで比較すると、小さい方からCX-3、CX-30、MX-30の順になります。

幅はCX-30と同じですが、高さはMX-30が10㎜高くなっています。

MX-30の一番の特徴はドアが真ん中から観音開きに開くということとグレードが２WDと４WDの2種類というシンプルな点です。

その分、いろんなオプションをつけて自分だけの車を完成させるといった形になっています。

今回の内容を見れば、MX-30の特徴と燃費、オプションの種類や価格などを知ることができます。

また、観音開きのドアのメリット・デメリットについても解説します。

マツダMX-30ってどんな車？その特徴とは

引用：https://motor-fan.jp

先日デビューしたマツダMX-30 は後席のドアが観音開きであることが特徴で、昔販売されていたRX-8を彷彿とさせます。

MX-30のボディサイズは全長4,395mm×全幅1,795×全高1,550となっていますが、同じくコンパクトSUVであるCX-30は全高が1,540mmで、全長と全幅は両車同じです。

引用：https://www.webcg.net/articles/-/43166

引用；https://www.webcg.net

MX-30とCX-30を比べてみるとそれぞれのスタイルはほぼ同じで、室内やトランクの広さは全く同じです。

異なっているのはエンジンとドアの開き方ですが、観音開きのドアは個性的です。

こうしたスタイルになっているのは国産車ではマツダRX-8やトヨタのFJクルーザー以外にはなく、輸入車でもロールスロイスで採用されているのみです。

この観音開きのドアは大変個性的ですが、デメリットもあります。

引用：https://img.bestcarweb.jp

乗り降りする際にドアを大きく開く必要があるため、どうしても広いスペースが必要です。

ドアを大きく開いてしまうと、乗り込んで閉めるときに外の人に締めてもらったり、後ろに乗るにはどちらのドアも開く必要があったりといったデメリットもあります。

逆に小さなお子様が、勝手に後ろのドアを開けて出るといった危険性がないというメリットもあります。

こうした点を考えると、MX-30は主に1~2人で乗る機会が多い人のための車と言えそうで、後席を頻繁に使う人には不便な点が多そうです。

e-SKYACTIV Gとはどのようなシステム？馬力や燃費

MX-30に搭載されているエンジンは直4・2L自然吸気エンジンにマイルドハイブリッドが組み合わされているe-SKYACTIV Gと呼ばれるエンジンで、CX-30には搭載されていないタイプです。

燃費はWLTCモードで15.6km/L(4WDは15.1km/L)となっています。

最大出力は156ps、最大トルクは20.3kg･fとなっています。

ちなみに、CX-30は15.4km/L（4WDは14.8km/L）となっており、若干e-SKYACTIV Gの方が低燃費です。

またパワーモーターが搭載されているため若干パワフルですが、マイルドハイブリッドですので、トヨタのハイブリッドのような力強さはありません。

引用：https://autos-pctr.c.yimg.jp

CX-30のスカイアクティブXエンジンはマイルドハイブリッドですが300万円を超える価格ですので、ハイブリッドに乗りたいという人は、242万円から購入できるMX-30のe-SKYACTIV Gがおススメだと思います。

MX-30の購入を考えている人はCX-30と乗り比べてみて、パワーの違いを実際に体感した方が良いと思います。

MX-30 のオプションを解説

①ベーシックシックパッケージ　77,000円

引用：https://www.mazda.co.jp

MX-30のベーシックパッケージオプションには交通標識認識システムやリバース連動ドアミラー、自動防眩ルームミラー、本革巻きのステアリングホイール･シフトノブ、アドバンスドキーレスエントリーシステムがセットになっていますが、内容の割にはかなり良心的な価格設定になっていると思います。

ベーシックパッケージでは内装に本革が使用され豪華になり、交通標識認識システムはカメラが認識した標識をディスプレイに表示してくれ、安全運転をサポートしてくれます。

ちなみに、このベーシックパッケージを選ばなければ他のオプションを追加することができないので注意してください。

②セーフティパッケージオプション　121,000円

セーフティパッケージオプションはアダプティブLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、スマートサポートブレーキなどがセットになっていますが、こちらもLEDヘッドライトがセットに含まれていることを考えると割安です。

事故回避アシスト機能や、ブレーキサポート、接近車両検知など、７つの安全装備が強化され、より安全に安心して運転することができるオプションです。

③ユーティリティパッケージオプション　88,000円

続いてユーティリティパッケージオプションには運転席のパワーシート、ステアリングヒーター、運転席･助手席のシートヒーターがセットになっていますが、こちらも内容から考えるとかなり割安です。

特にシートヒーターは冬の寒い日にはうれしいオプションです。

・運転席10Wayパワーシート・メモリー付
・ステアリングヒーター
・運転席助手席シートヒーター
・スーパーUVカット、IRカットガラス
・リバース連動ドアミラー、自動防眩機能付

④360°セーフティパッケージ　86,880円

クルマを上から見下ろすような映像で周囲を確認できる360°ビュー・モニターは8.8インチの大きな画面で画質も向上しています。

トライバーモニタリングとは、居眠り運転やわき見運転をシステムが検知して注意を促してくれる安全装備です。

・ドライバーモニタリング
・360°ビューモニター

⑤ボーズサウンドシステム：77,000円

世界でも有名なスピーカーであるBOSE（ボーズ）の音質を車で楽しむことができます。

日本車では日産とマツダに採用されていて、12個のスピーカーが設置されていて、音の広がりや奥行きなどにこだわる人にはおおすすめです。

⑥インテリアパッケージ　88,000円

内装を豪華にしたい場合は、インテリアパッケージがおすすめで、次のようになっています。

さらに、このオプションを選んだ場合内装カラーをブラックブラウンとグレーホワイトから選ぶことができます。

シート素材はどちらのカラーもファブリック（布張り）と合皮となっています。

・合皮ニーレストパッド
・コルク付プルハンドル
・ホーンパッドリング（プラチナサテン）
・グローブボックスノブ（サテンクローム）
・エンジンスタートスイッチメッキリング
・フレームレス自動防眩ルームミラー
・LEDマップランプ（リア）

エクステリアパッケージ（7万7000円）

エクステリアパッケージは、ピラーガーニッシュがピアノブラックになるほか、DピラーにMAZDAロゴ入りのメッキパーツが付き、そして18インチアルミホイールが足元を引き締めます。

オプションの内容は次のようになっており、こちらも価はお得なパッケージといえます。

・215/55R18インチアルミホイール（高輝度ダーク塗装）
・Dピラーガーニッシュメッキロゴ（MAZDA）
・Bピラーガーニッシュ（ピアノブラック）
・3トーン選択可能
（ソウルレッドクリスタルメタリック　￥110,000）
（ポリメタルグレーメタリック　￥66,000）
（セラミックメタリック　￥66,000）

MX-30のオプションは全体的に、良心的な価格設定です。

またMX-30はあまり価格が高い車ではありませんが、高級車にしか装備されないようなアイテムも用意されているのがポイントです。

MX-30にはグレードが1つだけで、装着したいアイテムを自分で選ぶというスタイルで日本車では珍しいシステムですが、自分好みの車にして乗りたいという人にはうれしい仕組みだと思います。

ただ、どれもこれもオプションをつけると300万円オーバーとなってしまい、CX-30と価格的に大きな違いがなくなってしまいます。

ちなみにETC車載器やフロアマットなど、すべてのフル装備のMX-30の価格は、340万9303円となります。

ご自分が必要なオプションだけを選んで、ほとんど使わないようなオプションはつけないことをおすすめします。

 

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マツダMX-30 　まとめ

MX-30は世界的にも珍しい観音開きのドアを採用しており、大変珍しい存在だと言えます。

個性的な車に乗ってみたいという人には魅力的な車だと思います。

しかし、観音開きのドアには欠点もいくつかありますので、試乗などをして良く確認してから購入するのがオススメです。

また、MX-30に搭載されているエンジンは現状では、他のマツダ車には搭載されていない最新のエンジンになります。

マイルドハイブリッドは発進時や加速時に加勢をするタイプで、エンジン車と全く変わらないフィーリングですので、ハイブリッドが苦手な人には魅力的なモデルだと言えます。

インテリアなどもおしゃれに造られていますので、気になる人はディーラーで試乗してみてください。

車を購入するときに、通常の値引きよりも安く購入できる方法も紹介していますので、ぜひ試してみてください。